スキップ

ぶれないものづくりを
貫いて

Unwavering Core.











「愚直」という
真心ひとつでやってきた



正岡タオルは、


世界屈指のタオルの産地として知られる
今治市の中でも最も古いメーカーのひとつ。


先代からホテルで使われるタオルを中心に
商品開発をしてきたが、


三代目を継承した現社長(正岡裕志)からは、
ホテルのタオルのみならず、


原料である糸の特徴を生かした
タオルを製造しはじめた。


“老舗”というのは“師に似せる”ことで
受け継がれていく。





















「親父は手を抜くことや、
クオリティを下げることが大嫌い。


いい糸を使え、ヨコ糸一本たりとも
バカにするな、が口癖だった」



そこへ最初の転機が起きる。


時はバブル崩壊期。
安価な輸入品が急増したことで、
ホテルユースのタオルにも価格破壊が起きる。


「とにかく安いもんを持ってこい」と。


それでも先代は
「いい糸を使い上質のものをつくって
高く売る」という姿勢を崩さなかった。


仕事は減ったが、
一流のホテルはタオルのクオリティを
下げなかった。



「親父の方針を守ってきて、
気がついたらライバルがいなくなっていた」











「愚直」という
真心ひとつでやってきた











ホテルタオル製造の最終形に
たどり着く



さらに、第2の転機が訪れる。


2003年、五つ星ホテル・
グランドハイアット東京開業の際につくった
試作品に「OK」が出る。


が、妥協しなかった。


外国人にも満足いくボリュームを出すため、


10番単糸という太い糸を使ったが、


やわらかさが足りないと感じた正岡は
14番単糸という誰も使わない太さの糸を使って
試行錯誤を重ねる。


毛羽落ちは糸表面を焼きとってしまう
「ガス焼き」の手法で解決。


手間とコストはかかるが、
ボリュームはそのままにふんわり感が加わり、


洗濯を重ねても質感が変わりにくい
上質な仕上がりを実現させた。











ホテルタオル製造の
最終形にたどり着く











以降、多くのラグジュアリーホテルに
採用してもらえた。


それぞれのホテルの顧客に
好まれるタオルをめざし、


パイル長やボリュームを絶妙に調整。


「正岡タオル=高級ホテルのタオル」
と言われる所以である。



そして、家庭で使える最高のホテルタオルに


次に、
ラグジュアリーホテルに卸しているものより
一段上のタオルをつくって、


家庭で使ってもらおうと考えた。


そして、
ラグジュアリーホテルから求められる、


さまざまな質感のリクエストに
応えてきた技術を集約して「TRUE TOWEL」をリリース。


職人一人ひとりが与えられた
プロとしての技能を総動員し、


こだわり、つくりあげた結晶だ。











職人は、
自分の技能を信じている











職人は、自分の技能を信じている



「TRUE TOWEL」を世に送り出せたのは、
自分の技能を信じて誇りとし、


納得できるまで仕事に取り組む
職人たちがあってこそ。
私たちはつねに職人と向き合う。


経営の資源として一般的に
「ヒト・モノ・カネ」が挙げられるが、
なかでも最も重要なのはモノやカネを生み出す
ヒト。


職人の教育体制や
設備に対する投資を惜しまない。



また、彼ら一人ひとりが不安なく
自由に意見や希望を出し合い、
自分らしくいられる環境づくりを
推進している。


正岡タオルでは、ひとが、たからもの。











正岡タオルでは、
ひとが、
たからもの